鈴蘭男子高校
通称カラスの学校。生徒は不良ばかりで、地域では最強と言われている。かつてすごい男は数多くいたが、誰も1つにまとめる事ができなかった。ワルばかりで派閥間の争いが激しいと思われるが、意外と皆仲が良く、先輩後輩間の礼儀もしっかりしている。
【 登場人物 】
◇月島 花(つきしま はな)
本作の主人公。圏外から来た男。梅星一家5号室の住人。花組の頭。引越し早々、兄弟の長兄を決めようと言う迫田の提案に対し、自分が勝ったら皆五分の兄弟だと言い、タイマンで勝利する。鈴蘭入学後、自分の実力を試すために一年戦争に参加。番長になると宣言し注目を集めながら、決勝で天地を必殺のアッパー一撃で倒し優勝し、その名を轟かせる。その後はゼットンの企みで九里虎に勝負を挑むも完敗。しかしその後は、千春、ブッチャー、光政といった大物とのタイマンでは見事勝利を収めている。 いつも笑顔で仲間思いである。運動神経も良く、ダンクショットを決めたこともある。先輩達に対しては敬語でしゃべる。見知らぬ人を助けることもある。他人のために泣ける男。 一年の時は丸坊主だったが、二年になってからスポーツ刈りになり、鈴蘭で上下学ランを着ているのはゼットンと花とアカジのみである。ノゾキなら喜んで付き合うと言っているが、八板の兄の裏ビデオを見てパンクする。涙もろく、感激した時やマリ姉の作った料理があまりにも美味しくて泣くことがある。食いしん坊な所もあり、朝は必ず3杯以上食べるほど。8歳の時に事故で両親を亡くして、祖母と二人きりの生活をしていた。かなりの田舎出身である。タイマンの前に「恨みっこなしな」と言う。中学生に「カールおじさん」と呼ばれる。一年の時は「マルコメ」と呼ばれたこともあった。九里虎には「マルコメX」と呼ばれたこともあった。
◇迫田 武文(さこた たけふみ)
梅星一家6号室の住人。花組。岸中出身。通称「恐竜」。花に負けたことにより、一年戦争には蓮次と共に参加せず、八板に対して「予選敗退」と言う。かなりの実力の持ち主で、多くの他の学校の生徒からは優勝を期待されていた。花の実力をかって、花組を立ち上げる。作中ではあまり目立つシーンはないが、組内では実力No2と思われる。顔の傷は歩巳にカッターで付けられた。マリ姉のドッキリに毎回驚かされ、悪さをしては怒られる。中学時代は角刈り。一年の時はツンツンヘアー。二年からはパンチパーマである。モテる拓海をねたんでいる。怒りっぽい性格であるが仲間思いな一面も。また、パンチパーマに髪形を変えた大善努とはパンチ兄弟となる。
◇武藤 蓮次(むとう れんじ)
梅星一家1号室の住人。花組。三中出身で狂犬と呼ばれていた。迫田同様、花の実力を認めて一年戦争には参加せず、花組を立ち上げる。誰かの下に付くという事に驚いた尾崎に対して、夢は花を番長にすることだと語る。組内では参謀的役割をしており、尾崎と一緒に裏で活動することが多い。拓海の強さに最初に気付いた人間である。実力はあるようだが目立った戦闘シーンはない。ダメな兄貴がいて、いつも心配している。ボウリングやダーツといった芸に秀でる。世良とは中学時代のツレである。髪型は金髪でリーゼントだが、二年の夏休みの時は髪をおろしていた。
◇富永 寅之助(とみなが とらのすけ)
梅星一家3号室の住人。中学時代はパシリだったため、高校で変わろうとして自分をバカにした迫田にカッターを向けようとするが、「そんなものが無くてもかわれる」という花の言葉によってカッターを捨てる。不良というわけでもないので花組には入っていないようだが、メンバーとは仲が良い。ボウリングとダーツが得意で、ボウリング場でバイトをしている。鈴蘭ダーツクラブを銀次と立ち上げる。一番の親友は歩巳である。正義感はあるが、実力がなく返り討ちにあうことも。しかし、光政に対して二度も怒鳴るなど根性はある。心のテーマソングはブルーハーツの「人にやさしく」。
◇八板 郁美(やいた いくみ)
花組。河中出身。自称「悲運の豪腕」、通称「ゴマ塩」。花組では主力メンバーのようだが、戦闘シーンはあまりない。迫田とは中学時代から因縁があった。一年戦争ではカキにあたり棄権。後に迫田と蓮次に花組に誘われる。兄貴がたくさん裏ビデオを持っている。髪型はゴマ塩のような坊主頭。二年の時は一時期リーゼントにしていた。
◇尾崎 健市(おざき けんいち)
花組。二中出身。花組では蓮次と一緒に裏で動くことが多い。一年戦争では天地に病院送りにされる。八板同様、迫田と蓮次に誘われ興味本位で花組に入るが、鳳仙との戦争で花のタイマンを見て花に対する確信を持つ。髪型はアフロ。腹黒い。
◇村川 勝弘(むらかわ かつひろ)
花組。松中出身。一年戦争で花のボディブロー一撃でやられる。翌日、心機一転髪型をモヒカンにして花達の前に現れる。呼ばれていないが迫田達の誘いにのり花組に入る。鳳仙に従兄弟がいるが、同様にモヒカンである。一年戦争以降一度もサングラスをはずしていない。
◇浅井 貴彦(あさい たかひこ)
FBI→花組。FBIきっての切れ者だったが、花組vsFBIで蓮次の要求に花組に移籍。パイプ役として蓮次の指示で動く。無口だがドスケベで、表情は変わらないが耳が動く。
◇山口 蘭丸(やまぐち らんまる)
原田組→花組。原田の右腕だったが、原田組解散を機に花組に移籍。元々は花のことを良く思っていなかったが、体育で一緒のチームになったり、母親の葬式で一緒に泣いてくれた事があり、花のためなら一肌でも二肌でも脱ぐと決意する。花組では監視役のようである。中学まで百合川南高校の方に住んでいたので、アボと仲が良い。もらいタバコが多い。
◇花澤 三郎(はなざわ さぶろう)
通称「ゼットン」。元四天王で、九里虎が来るまでは鈴蘭のトップだった。派閥は作らず一人で行動することが多く、いつも屋上で寝ている。グリコに敗れた後も重鎮として名を馳せ、鈴蘭を変えようと花と九里虎を結びつける。教師を目指して勉強を始めるが、分数の割り算もわからず浪人する。 後輩たちからは「ダンナ」と呼ばれている。亜久津が持ちかけるカケはいつも大穴狙いだが当たっている。
◇加東 秀吉(かとう ひでよし)
秀吉一派の頭。京華中出身。通称「狂犬」。鈴蘭で派閥を持つも、ブッチャーに華はあるが人望がないと言われる。マサと常に行動を共にしており、マサが鳳仙に襲われた時は単独で殴りこみに行く。自分が丸くなってしまった事をブッチャーに気付かされ、鳳仙との戦争ではキングジョーとの壮絶なタイマンを見せるも敗れる。 黒澤とは一年戦争で勝ち残ったらタイマンをしてやると約束したが果たされず。二つ年上の女子大生と付き合っているらしい。いつも図書室にいる。卒業後は東京へ。
◇小林 政成(こばやし まさなり)
秀吉一派。通称マサ。秀吉と同じ京華中出身でいつも秀吉と行動を共にしている。卒業後は東京へ。
◇岩城 軍司(いわしろ ぐんじ)
岩城一派の頭。ブッチャーには人望はあるが華がないと言われる。鉄生をも圧倒する威圧感を持つ。幼馴染の原田を可愛がっており、カケはいつも当然と原田にかける。花が番長になる事を期待して、自分の一派には誘わずに見守った。卒業後は家が左官業のため町に残る。クローズ時代の坊主から髪を伸ばしたので雰囲気が変わった。
◇米崎 隆幸(よねざき たかゆき)
ゼットン同様、派閥を作らない一匹狼。鈴蘭を変えようとゼットンと一緒に花と九里虎を接触させる。九里虎のヤル気の無い態度に対して、「数ある不自由と戦わずして自由は手にできねー」と一喝する。花が番長になる事を期待している。卒業後は知り合いの六本木のバーで働く。
◇花木 九里虎(はなき ぐりこ)
鈴蘭だけでなくこの町最強と言われている。九州から引越してきて訛りがある。派閥は作らず一匹狼だが、よく黒澤と一緒に行動している。元々一年戦争には興味がなかったが、氏家他鳳仙の面々をボコボコにしたことに興味を持ったゼットンに携帯を壊され、期せずしてタイマンとなり、なんとか倒したことにより自動的に鈴蘭の頂点に立つ。その後今度は黒澤に携帯を壊され、黒澤とのタイマンのはずがその場にいた18人全員を倒す。 本人にはヤル気がないが、鈴蘭の頂点という自覚を米崎達に言われ、間接的だが花に力を貸すようになる。後輩達には優しく接しており、「グリやん」と呼ばれるが、先輩や同級生には「エロガッパ」と度々呼ばれる。彼女が8人もいて、知らずにその女の子に声をかけると後にボコボコにされる。鉄生の存在をうざがりながらも認めており、鉄生の死を深く悲しんだ。キレると見境がなく、仲間も殴る(その餌食となるのはいつも金次である)。謎が多く、自宅までわからないらしい。必殺技はブッチャー命名の「消えるケリ」。一年の時は金髪だった。
◇黒澤 和光(くろさわ かずみつ)
京華中出身。通称「クロサー」。派閥を持たない一匹狼だが、よく九里虎と行動を共にしている。一年のころは野心に満ちていて、一年戦争で優勝して秀吉とのタイマンを目指していた。しかし九里虎がゼットンに勝って優勝してしまった事に納得がいかずタイマンを挑むが敗北。その後は自分の力量を知って目立った行動はしていない。他の者同様、花が番長になることを望んで、後輩の銀次を花組に勧める。九里虎からは花になにかあったら教えてくれと頼まれたり、彼女を殴った男を捜すのを手伝わされたり、なにかと頼りにされている。中学時代から鳳仙の真島とは因縁があり、顔の傷は真島にナイフで付けられたものである。しかし鈴蘭vs鳳仙でのタイマンでは黒澤の勝利に終わる。鉄生ともお互いをライバルと認めているようだが、実際にやりあったかどうかは不明。いつも頭にバンダナを巻いている。
◇神戸 好克(かんべ よしかつ)
通称「ブッチャー」。または、「狂ったチャーシュー」。花からは「ブーさん」と呼ばれる。ブッチャー一派は作中当初鈴蘭最大派閥だった。後に一派を夢の中で思いついたというFBI(ファンタスティック ブッチャー イチバン)と改名する。入学当初から実力者として一年戦争に参加していたが、九里虎とのタイマンを黒澤に譲り、キレた九里虎に消えるケリで倒される。次の年の一年戦争を仕切るが、天地にボコボコにされ、「白ウナギ」と呼び目の敵にしている。その後花を一派に誘うが断られた挙句、自慢の腕相撲でも負ける。一応後輩ということで先輩に対して下手に出ていたが、本心では九里虎以外の人間を上とは認めておらず、秀吉と衝突した。しかし鳳仙との戦争では同じ鈴蘭の生徒として共にハゲ軍団を迎え撃つ。その時に因縁のあった光義に必殺「火炎車」で勝利。 とても素直で、自分の仲間から裏切り者が出た事を認めることができなかった。そして後輩である花のために、鈴蘭で番長になるとはどうゆう事かを拳を通して伝え、引退後も花を番長にすべくと陰ながら手助けをしている。
◇原田 十希夫(はらだ ときお)
通称「トキオ」。軍司の幼馴染ということもあり、岩城一派のNo2であった。軍司の引退後に原田一派を立ち上げ、髪型もリーゼントから金髪のアップに変えた。軍司や米崎の願いでもある花が番長となるとゆう事に対して、認めてはいるのだが上手く表現できなかった。結局は原田一派解散という形に終わった。引退後はブッチャー共々花のために陰ながら手助けをする。
◇阿久津 金次(あくつ きんじ)
阿久津太の弟。入学式の日にブッチャーに殴られ、一年戦争をリタイアした。商才に長け、一年戦争にて入場料を取ったりオッズを作ったりしている。
◇深町 慶太(ふかまち けいた)
ブッチャー一派のNO2。
◇大善 努(だいぜん つとむ)
通称「鉄腕ツトム」。同学年では並ぶ者がいないほどの猛者。あまりの強さに彼が入学した年には一年戦争にほとんど誰も参加せず、唯一挑んできた銀次に必殺の「爆弾パンチ」で勝利してあっさりと優勝した。その後グリコの携帯を奪って喧嘩を挑むが蹴り一発でのされ、花組に入ることを勧められる。最初は気乗りしない様子だったが、見知らぬ妊婦を助ける花の姿を見て仲間になることを決意した。鳳仙の光法とは因縁がある。1年の後半のころに髪型をパンチパーマに変えたため迫田とはパンチ兄弟になる。
◇中村 銀次(なかむら ぎんじ)
ツトムと同学年。京華中出身で秀吉、黒澤の後輩にあたる。喧嘩は強いようだが、挑み続けているツトムにはさっぱり勝てない。仲間や友達をうまくつくれず、黒澤の下につこうと思っていたが、黒澤の勧めで花組に入った。 ダーツが趣味で寅とダーツクラブを結成する。
◇沢口 勝(さわぐち まさる)
通称「プリン」。小柄で喧嘩もしないが、ツトム達とつるんでいる。八板の後輩にあたる。 プリンというあだ名は小六の時に万引きしようとしていたのがプリン一個だったというのが由来。
◇赤池 勇次(あかいけ ゆうじ)
通称「アカジ」。
◇青山 浩二(あおやま こうじ)
通称「アオジ」。
クローズ×WORST