黒焚連合
犬猿の仲であった黒咲工業と焚八商業が、春道と鈴蘭高校の存在を意識して結成した連合。総長ブルのカリスマ性によって次々と加盟校を増やし、鈴蘭や鳳仙と並び称される一大勢力となった。当初は加盟校同士の不和もあり、全体的にまとまりを欠いていたが、ブルの入院や、そのさなかでのテル達との抗争を経て団結を固くし、その名を県外にまで轟かせたという。『WORST』では二代目中島の引退に次いで三代目万代が交通事故にあって引退し、跡目争いが生じたことで崩壊してしまったことが明らかにされた。
【 登場人物 】
◇古川 修(ふるかわ おさむ)
通称「ブル」。焚八商業高校の番格にして黒焚連合の初代総長。また春道と五分の兄弟分でもある。「四天王」の一人。 春道を鈴蘭の頭とは知らずに仲良くなり、助っ人として黒咲工業との決闘に連れて行く。しかし、春道が鈴蘭の頭だと知ると同時にカクケンを一撃で吹っ飛ばした春道を見て、驚異的な強さに危機感を覚え犬猿の仲だった黒咲工業の番格のマルケン、カクケンと黒焚連合を結成する。春道とも親友になった。その後、黒焚連合に対抗して作られた塚本・七森連合の代表の石井剛と決闘を行い、圧倒的な体格差に苦戦するも見事勝利。これをきっかけに塚本高、七森工業、河田二高、百合川南の四校が新たに連合に加入し、黒焚連合は計六校が集う大集団となる。また、恋愛においては悲しきエピソードを多々持っている。トラック事故に遭って重傷を負い、片耳の聴力を失うが、見事復帰して連合の団結を一層強くし、卒業後は実家の古川鉄工に入社。五年後に親の跡を継ぎ社長になる。
◇丸山 健一(まるやま けんいち)
通称「マルケン」。黒咲工業番格でカクケンの相棒。髪型に関して非常に拘りを持っている。実家は酒屋。
◇角住 賢一(かどずみ けんいち)
通称「カクケン」。黒咲工業番格でマルケンの相棒。マルケン同様、髪型に関して非常に拘りを持っている。 三年の時は普通のリーゼントだったが終盤では元の髪型に戻っていた。 卒業後は運送会社に就職するも三ヶ月で辞め、古川鉄工に入社する。
◇高梨 修(たかなし おさむ)
百合南高校番格。他の高校からは少し離れたところに位置するらしく、強い男を捜して春道たちのいる街へ出てきた。出会ったマルケンに戦いを挑み追い込むが敗れ、その後紹介されたブルに惹かれて黒焚連合に入る。理性的な性格からか副総長に任命された。卒業後は東京に出て俳優を目指している。
◇片山 千秋(かたやま ちあき)
百合南高校ナンバー2の巨漢。修の親友。生来の大人しい気質で普段は目立たないが、「デクノボウ」と言われると烈火の如く激怒し恐るべき実力を発揮する。一度、甘く見ていた、パルコを蹴り一発でぶっ飛ばし失神させる。 パルコが殴り込んできた際にも覚悟を決めて全力を出たが激闘の果てに敗れた。 卒業後は石川と同じく天山建設に入社。
◇平島 信吾(ひらじま しんご)
七森工業番格。黒焚連合結成を意識して塚本高校と連合を組み、黒焚に挑戦する。「負けた方が勝った方の下に入る」という条件をつくり、助っ人の剛とブルの決闘で勝負を決め、黒焚を傘下に入れるつもりだったが、ブルが勝ってしまった。 決闘の間、倒されても倒されても剛に向かっていくブルの姿に感動し、いつのまにか心の中でブルを応援していた。 ブルは「売られた喧嘩買っただけだから」という理由で七森と塚本を吸収しようとはしなかったが、後日自ら頼んで黒焚連合に加盟した。
◇八木沢 明(やぎさわ あきら)
塚本高校番格。平島から黒焚入りを強く勧められるが、結局断った。
◇石井 猛(いしい たけし)
県南最強チーム・RATSの頭で明の従兄弟。テルたちにRATSを壊滅に追い込まれたことで、逃げるように明たちの町に引っ越してきた。テルたちと黒焚連合がもめるきっかけを作る。パルコに単車で轢かれて重傷を負う。 テルたちのことを非常に恐れている。
◇石井 剛(いしい つよし)
猛の弟。ブルと互角に渡り合える力を持っているが、パルコにはあっさりとやられた。 猛同様、テルたちのことを非常に恐れている。
◇石川 政雄(いしかわ まさお)
河田二高番格。強さは相当のものらしく、ブルの決闘を見に来た際は周囲の不良もざわついていたが、その割に中島に敗れた以外は劇中喧嘩らしい喧嘩をしたことはない。河田二高は他の勢力とは交わらない伝統があったが、剛と戦うブルの姿に心を打たれ、靴投げで連合入りを決める。常に冷静で負ける喧嘩はしない主義だが、実力はブルに次ぐほどらしい。痔持ち。桂木の従兄弟。卒業後は桂木の働いている天山建設に入社。
◇中島 信助(なかじま しんすけ)
二代目黒焚連合総長。河田二高入学後石川と戦い勝利した。通称「アンモ」。その由来は小学校三年生のときの遠足でアンモナイトを見つけたことからきている。他の登場人物に比べると本名で呼ばれることが多い。ブルと同じく恋愛においては悲しいエピソードを持つ。外見はどう見ても高校生には見えず、ゼットンからは「PTA」と呼ばれる。一人だけ一年生のときから幹部扱いだったため、不和もあったが、襲名の際には春道に正面から挑んで敗北し、仲間たちを納得させた。「新四天王」の一人。
◇安藤(あんどう)
中島の代の河田二高ナンバー2。鈴蘭のマサとは子供の頃からの因縁がある。 ゼットンには冷えた焼きそばと馬鹿にされていた。
◇万代 勇次郎(ばんだい ゆうじろう)
焚八商業1年のトップで三代目黒焚連合副総長。中島のことを「信ちゃん」と呼ぶ。
クローズ×WORST